■Err表示後→封印
今から何年も前に新品で購入したNokon D80が保証期間を過ぎてしばらくてErr表示されるようになりました。
シャッター音はするが画像が保存されなくなってしまう現象が起き、寿命かと諦めて部屋のどこか奥深くに封印していました。。
■封印を解く
最近部屋を片付けていたところ、すっかりと存在を忘れていたD80の箱が見つかり、
動作をさせたところ相変わらずErr表示が出るが、何度もシャッターを切っていると、
奇跡的?に1枚だけ画像が保存されました。
■修理の決心
D80を買った当時結構な値段していたなぁと思い出し、そのまま使えないままなのはもったいないということで、自分で修理してみようと決心しました。
■修理の参考動画
参考にしたのは、Nikon D80 sequence switch repair for ERRというタイトルのついた2本のYoutubeの動画です。
音声はなく分解→修理→組み立てをしている動画です。
■修理の際の注意点
〇ネジの点数が多いのでどこの部分を外したのか、ケースを用意し丁寧に分けること
↓購入したケース
〇分解の途中、コンデンサーが見えたら必ず放電しておくこと
↓放電に使った2KΩ, 5Wの抵抗(1つでよいのですが)
↓抵抗の両端を挟むのに使用したケーブル
↓放電できたかをこちらのテスターで確認
・基盤同士がリード線で繋がっている箇所は、どこが接続されていたか外す前に写真で残しておくこと
■問題のパーツの固定
シーケンスモードエンコーダーというパーツの金具を固定する2箇所のうち1箇所が外れて接触不良を起こしているらしいということで、動画に従いネジで固定しました。
確かに片方が外れて簡単に浮くようになっていました。
↓金具の穴と同じ径(1.0mmほど)の穴を開けた様子
↓ネジ止めした様子
↓使用したネジ
■組み立て後
途中はんだ付けが汚くなってしまった(いもはんだ)ところもあり、ちょっと自信がなかったものの、Err表示が出なくなり無事画像が保存されるようになりました!!
ただし、ネジが1本余ってしまったのでどこか締め忘れありです。。。
どこなのかが全然分かりませんが、もうしばらく分解したくないです。