普通の掃除機だと手入れが大変
木材を加工した時に出る木くずは、普通の掃除機で吸うとフィルターがすぐに詰まるので、手入れする頻度が増えて煩わしいです。
そこで、少しでも楽になればと思い、サイクロン集塵機を作ってみようと思います。
動画サイトのうち、比較的加工が簡単なものを参考にしてみました。
材料
ペール缶
以前に端材入れとして購入したものですが、これを利用します。
掃除機
洗濯機用延長ホース
2mのものを購入しました。
塩ビパイプ
掃除機とホースの径を図って、それぞれに見合う径の塩ビパイプを購入する必要があります。(隙間を埋める手間をなるべくなくしたいため)
今回使用した掃除機だと、その内径が塩ビ(エルボ)の外径に合うものがあり、洗濯機用延長ホースもその外径が塩ビパイプ(ネジ)の内径に合うものがあったので、隙間を埋める必要がありませんでした。
加工
パッキンの製作
厚さ9mmのベニヤ板をくり抜いてパッキンを作ります。
内側は塩ビパイプ(ネジ)の径に合わせます。幅は1cmくらいでよいと思います。
(左側のパッキンは中心は合っていないし周りがデコボコでイマイチ)
ペール缶のふたへの穴あけ
ペール缶の中心が掃除機側です。
ホース側はパッキンを実際に置き、あまり外側にしないよう注意が必要です。
径はパッキンと同じです。
パッキン取り付け
パッキンは塩ビパイプ(ネジ)側にしっかりと取り付けます。
表
裏
ホース側からゴミを吸い取るのですが、サイクロンの流れが反時計周りになるような向きにエルボを向けました。
完成(その1)
ペール缶ふたの中心側に掃除機を付け、外側にホースを付ければ完成。
吸引力は問題なしで、しっかりと木くずを吸い取ってくれます。
掃除機のフィルターもほとんど汚していません。
ラック
ペール缶自体場所を取るのでついでにラックも作ってみました。
端材を継ぎはぎして加工。移動しやすいようキャスターを取り付けました。
壁紙を貼り付けて完成!
完成(その2)
ペール缶と掃除機を置いてみました。
掃除機はなるべくスペースを小さくするため縦に置けるようにしています。